今、注目されているクエン酸の効果
クエン酸はもともとレモンやリンゴといった果実に含まれるフルーツ酸の仲間です。
フルーツ酸を専門用語でいうと、アルファヒドロキシ酸といいます。
クエン酸は食品の添加物としてもよく使われていまして、そのなかで酸味料や酸化防止剤などという添加物がクエン酸にあたるのです。このクエン酸が食品添加物に使われる理由には、安全、無害という理由があるため。
クエン酸は白色の結晶でできていて、水に溶ける水溶性だが油には溶けない性質があることが特徴です。またクエン酸は不揮発性のため蒸発しない特性があります。蒸発しないということは臭わないということにもなり、ほぼ無臭な弱酸です。
最近では、ピーリングという美容法にもクエン酸が用いられ、古くなった角質層をきれいに除去して肌をきれいにする効果があると女性や健康関連の関係者のからも注目されている弱酸です。
弱酸は濃くしても弱酸であり、薄めるほど中性になるので、強酸よりも皮膚には安全な酸です。そしてクエン酸の特徴には、たんぱく質を変性させる効果があることに注目すべき点があります。
つまり、水虫にたとえるならば、たんぱく質でできている水虫(白癬菌)はクエン酸の効果で変化し機能を失うのです。
これらがクエン酸を含む酸が水虫に効くという理由なのだ!